2024年9月、Chloe Cheongdam Clinic（以下CCC）の医師と看護師が、韓国の美容クリニックを視察後、CCC監修医であるChloe医師や韓国の美容・医療機器メーカー「WONTECH社」と合同研修を行いました。

美容感度の高い患者様にご満足いただくことを目的とし、最新技術と独自メソッドを学んだ韓国研修の様子をご報告します。

1日目：韓国美容クリニック視察

CCCでの取り組みをより良いものにするため、研修初日はスタッフが事前にリサーチした韓国の美容クリニックを訪問し、患者目線に立って施術・カウンセリングを体験をしました。

施術者としての視点をもちつつ受けた内容をレポートします。

韓国美容クリニックの特徴

普段から徹底した紫外線対策やスキンケアが習慣化しているためか、韓国女性はつるりとした肌の持ち主が多いです。

大きな肌トラブルを抱える方が少なく、韓国では２週間に１回程度のペースで、痛みやダウンタイムの少ないトリートメント感覚の施術を受けるのが主流。

反対に、日本からの観光客の方には、肌悩み改善を目的としたダウンタイム必須の施術（シミ取りレーザー、ポテンツァなど）が支持されているのだとか。

多くの美容皮膚科がひしめく韓国では、男性も気軽に通えるほど日常に美容医療が根付いており、日本よりも低価格で継続しやすいクリニックが多い印象でした。

カウンセリング

今回、複数のクリニックを訪問しましたが、韓国は日本語通訳が常駐しているところが多く、カウンセリング中に肌悩みや予算など、こちらの希望を細かく伝えることができました。

診断は、日本よりもさっぱりしていて的確です。

今必要なもの・不要なものをはっきりと伝えてくれるところも韓国ならではだと感じました。

また、日本では一つの悩みに対して一つのメニューを提案されるケースが多いですが、韓国は複数の施術が含まれるお得なセットメニューが豊富に用意されており、複合的なアプローチが可能です。

カウンセリングでは、高い美意識をもった医師やカウンセラーから、何かを無理に押し付けられることは一切なく、本当に必要な施術だけを提案してもらいました。

施術

美容医療において何よりも結果を重視する韓国では、施術中に強い痛みを感じたスタッフが多かった模様…。

最大限の効果を目指し、使用する機器の出力レベルを高めて施術しているため、韓国では静脈麻酔（眠るタイプの麻酔）をオプションで追加する人もいるのだそう。

ボトックスや水光注射、LDM、糸リフトなど、スタッフ達は様々な施術を受けましたが、医師や施術者の技術力が高く、鎮静作用のある施術がセットになっていたこともあり、全員研修中〜帰国後の大きな肌トラブルはなし。

低価格で高い満足度を得られることから、クリニック内には観光客らしき方も目立っており、韓国美容医療の人気の高さが伺えました。

2日目：ベイドクリニック視察・ウォンテック技術研修

2日目は、韓国製リフティング機器「Oligio（オリジオ）」のキードクター（医師へトレーニングを行う技術指導医）が在籍している「ベイドクリニック」の視察からスタート。

高級感のある院内にて、オリジオの効果や特徴、カウンセリング・施術のポイントなどを学びました。

肌の引き締め効果に定評のあるオリジオですが、まだ日本での取り扱いクリニックが少ない状況です。

CCCでは、いち早くオリジオの最新機種である「Oligio KISS（オリジオキス）」を導入予定のため、より効果的に施術するためのショット数や注意点など、スタッフ全員でノウハウを習得しました。

ウォンテックチョンダム研修センターにて

続いて、ウォンテックチョンダム研修センターへ移動。

オリジオについての知見を深めた後、CCCの監修医であるChloe医師が、CCCの相原院長へ技術研修を実施しました。

まずは輪郭注射の研修からスタート。

こちらは、Chloe医師が韓国特許を持つオリジナル製剤を使用した独自メソッドです。

脂肪の厚みや筋肉の発達を見極め、脂肪溶解作用のある製剤を顔全体へバランス良く注入することで、美しい輪郭作りや小顔効果が期待できます。

また、注入方法によっては、ほうれい線を目立たなくすることもできるメニューです。

続いてヒアルロン酸注入の研修へ。

Chloe医師は、針を刺す回数を必要最低限におさえ、腫れや内出血が生じにくくなるよう配慮しているのだそう。

カウンセリングに時間をかけ、注入部位だけでなく、顔全体のバランスを見ながら注入していきます。

モデルをしたスタッフも「希望通りの仕上がりになった」と大満足の様子。

ナチュラルなのに、周りから「キレイになったね！」と褒められるような仕上がりを目指し、今後もスタッフ一同技術を磨き続けます。

韓国研修を振り返って

Chloe医師の研修は、今まで日本で学んできた内容と違いがありましたが、私自身にとって大きな学びとなりました。

Chloe式注入治療のさらなる技術向上に注力し、CCCの患者様に本場韓国の肌管理を体験していただけるよう努力していきます（相原院長）

今回の研修を通じて、カウンセリング、施術に活かせるような配慮とアドバイスを学びました。

施術もスピーディーながら細部まで配慮が行き届いており、信念をもったプロフェッショナル達の技術とこだわりを肌で感じた貴重な2日間でした（スタッフS）

韓国のクリニックは、日本のクリニックよりも効果と効率を重視していました。

不必要な施術は勧めない、患者のニーズに合わせて無駄なく最大の効果を目指せるという魅力を、CCCに取り入れたいです。（スタッフA）

本場韓国の肌管理体験ならCCCにおまかせください

CCCの医師、看護師は、韓国から帰国した後も、Chloe医師の来日指導を引き続き受け、日々技術研修に励んでいます。

美容クリニック選びで迷っている方は、ぜひ肌管理のエキスパートが揃うCCCへご相談ください。